明治時代の美人
生徒さん達とのお話は楽しい時間です。

何度か有吉弘行さんのことが話題になりました。

有吉さんはあだ名をつけるのが上手とのこと。
「へー。太陽にほえろ!みたいですね」
「マカロニとかジーパンとか。
 殿下、ロッキー、ボギーとか」

「空先生、何歳ですか?
 古過ぎますって・・・」

うーん、確かに。
30年も前のドラマですものね。

「じゃあ、夏目漱石の坊っちゃん、ですかねー」
「赤シャツとか山嵐とか。
 マドンナ、野だいこ、狐とか」

「空先生、文学少年だったんですね。
 見直しました!」

うーん、おかしいですね。
100年以上前の小説なのに。

事実を言えば、
坊ちゃんのほうが、
”古い“と言われるはずなのです。

でも、感覚的には、
太陽にほえろ!
のほうが”古さ”を感じてしまうのです。

事実よりも
感覚が優先される。
人の心理の一面です。

誰にでも
ひとつふたつ思いあたることがあることでしょうね。

「だから、〇〇さんはモテるのか。
 ホントは裏の顔があるのに」

「だから、〇〇さんは上司に可愛がられるのか。
 ホントは私のほうが仕事できるのに」

そう納得するだけでも、
ココロが軽くなることもありますね。

P.S.
夏目漱石の作品を読み直してみました^^